※2021.03更新
東京の桜の名所、目黒川。
一眼レフを持っている人であれば誰しも一度は訪れてみたい撮影スポットです。
しかしながら、一定の時期だけしか見ることのできない絶景には付きものなのが混雑・・・
どこを見渡しても人・人・人。
せっかく撮影に行ったのに、混んでいて思うように撮れなかった・・・
なんてことがないように、目黒川の混雑を避けたおすすめの楽しみ方と、撮影のポイントについてご紹介します!
来年以降も役に立てると思いますので、ぜひ参考に最後までご覧ください。
目黒川は池尻大橋から歩いてみよう
目黒川の桜を見に行こう!
というと、ほとんどの人が中目黒駅で降りて桜や屋台を楽しむでしょう。
しかし、おすすめしたいのは中目黒駅ではなく、池尻大橋駅から歩くことです。
池尻大橋駅の場所は下の地図を参考にしてください。
池尻大橋は目黒川の上流部分
中目黒にあるイメージが強い目黒川ですが、実は池尻大橋駅徒歩1分のところからでも同様に楽しむことができます。
池尻大橋付近は目黒川の上流にあたり、中目黒と同じくらい桜が植えてあるのに、意外と知られていない穴場スポットです。
池尻大橋駅から目黒川への行き方は簡単。
北口を出てそのまま道なりに、高架下を歩いてすぐ右手に川が見えます。
満開時でも人が少なくゆっくり撮影ができる
池尻大橋駅から目黒川へ行ってほしい一番の理由は、中目黒に比べて圧倒的に人が少ないからです。
▼こちらの写真は2018年3月29日に池尻大橋駅付近で撮影したもの(2018年、目黒川の桜の満開は3月25日)。
見頃を迎えているにもかかわらず、ほとんど人がいませんでした。
一眼レフを持って撮影している人も、3人しか見かけなかったほど。
撮りたいと思った場所ですぐに撮影ができたうえに、その場所が空くのを待っている人もいないので、ストレスなく撮影を楽しむことができました。
中目黒駅周辺にも行きましたが、そちらは撮影スポットの順番待ちをしているような状況でしたので、この差は大きいですよね。
池尻大橋付近で撮影したら中目黒方面へ
池尻大橋付近とはどこからどこまでかというと、下の地図の赤い矢印部分を参考にご覧ください。
池尻大橋から下っていくと、途中で川が高速道路の高架下に入るので、そこまでの場所を指します。
この矢印の部分がかなり空いている、撮影におすすめのスポットとなっています。
一通り撮影が済んだら、高架下をくぐって、中目黒方面へ向かってみてください。
高架下を超えると、屋台やお店が建ち並ぶ目黒川の人気スポットとなっていて一気に人の数が増え、また違った雰囲気を楽しむことができます。
目黒川で桜の撮影するときのポイント
目黒川の桜の撮影の醍醐味は、なんといっても圧倒的な桜の木の本数と、水面にうつるリフレクションです。
ここからは、撮影するときに参考にしていただきたいポイントについてご紹介します。
①橋を有効活用する
ポイントのひとつめは「橋」を有効活用することです。
目黒川にはたくさんの橋が架かっていますが、その橋を被写体として写真の中に組み込むことで、カラフルな写真に仕上げることができます。
青、赤、白などさまざまな色の橋があるので、お好みの橋を入れて撮影してみてくださいね。
②リフレクションを狙って
水辺での撮影の醍醐味といえば、やはりリフレクションですよね。
リフレクションは夜のほうが綺麗に撮影できるイメージですが、もちろん昼でも撮影できます。
さきほど挙げた写真もその一つ。
赤い橋が水面に反射して桜の美しさをより目立たせています。
空と桜の対比ももちろん綺麗ですが、水面に映る景色はまたちがった雰囲気を醸し出してくれるので、ぜひ撮影してみてください。
③ハート型の桜を見つけよう
最後に紹介したいのは、2018年に「御利益がありそう」と話題になった、ハート型の桜です。
詳しくはこちらの記事に書いてありますので、引用させていただきます。
参考
【撮影者に取材】これぞ奇跡の1枚…ハート型の夜桜が美しすぎるIRORIO
このハート型の桜、もちろん夜にライトアップされた状態で撮影したほうが綺麗なのですが、昼でも見つけることができました。
(すでに左側の桜が散ってしまっていましたが・・・)
場所はこちらの「宿谷橋」の上から、中目黒駅方面を見上げると撮影できます。
混雑を避けつつ、桜並木を楽しもう!
目黒川で混雑を避けて撮影できる場所、撮影のポイントについてご紹介しました。
今年の桜はすでに散ってしまっていますが、来年また撮影したら随時写真を追加していきたいと思います。
これからチューリップやポピー、バラ、ネモフィラなど、カラフルで美しい花の綺麗な季節がやってきます。
上手い人の写真を真似ることからはじめて、春景色の撮影をぜひ楽しんでくださいね。