ホワイトバランスとは?色温度との関係と、おすすめの使い方。

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※2018年11月更新

カメラの「ホワイトバランス」という言葉を聞いたことはありますか?

ホワイトバランスは、写真の色味を整える役割をもっています。

知らない人はもちろん、知っている人もオート設定にしたままの場合が多いでしょう。

このページでは、そんなホワイトバランスを理解して、好みの色味に近づけるためのポイントをお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください!

ホワイトバランスと色温度

ここから、ホワイトバランスがどういった機能であるか、詳しく説明していきます。

詳しい説明はいらないので、各モードがどんな色味になるかだけ確認したい、という方は「各モードの色味」をご覧ください。

ホワイトバランスとは?

ホワイトバランスとは、白いものを白く見せるための機能です。

たとえば、まったく同じものを撮影しても、撮影場所が屋内か屋外かによって写真の色味が変わってきます。

また同じ屋内でも下の画像のような、蛍光灯とLED照明では色味が変わってきます。

このように、光源の影響を受けて被写体が本来の白さを失って、白くなくなってしまう現象を回避するために使うのがホワイトバランス、ということです。

色温度との関係

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写真を撮るときの光源は、赤系と青系の色味に分けられます。

炎やろうそくの火、白熱電球などは赤みやオレンジが強く、太陽光や日陰などは青みが強くなり、この色味のことを色温度とよんでいます。

この光源の色は変えられないので、同じものを撮影しても撮影場所によって色味に変化が出てきてしまいます。

この変化を「なかったこと」にするために、ホワイトバランスという機能ができました。

たとえば、日陰モードを使うと、日陰で撮影したときの青みを消すために、オレンジの色味が足されます。

つまり、赤っぽく撮れる場所には青みを、青っぽく撮れる場所には赤みを、自動的に足してくれるのがホワイトバランス、ということです。

各モードの色味

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ではホワイトバランスを使うと、写真にどんな変化があるかを確認していきましょう。

上の画像の⑦「AWB」を押してみましょう。

すると、こんな画面がでてきます。

この画面の一番左端「AWB」から順に写真を撮ってみました。

それぞれの変化を確認しましょう。

①AWBモード

AWBとは、オートホワイトバランス(Auto White Balance)のことです。

明かりの種類に応じて自動で色味を調節してくれるモードで、初期設定のままだとこのモードになっています。

②太陽光モード

太陽光モードでは、晴天時に外で撮影するときに使用するモードです。

太陽光は青みが強いので、少しオレンジ色が加えられて補正されています。

③日陰モード

日陰モードを使うと、太陽光モードよりもオレンジ色が強くなりました。

日陰はそれほど青みが強い、ということです。

④くもりモード

くもりモードも少しオレンジ色が加算されます。

⑤白熱電球モード

白熱電球はオレンジっぽい色をしているので、それを打ち消すために写真が青くなります。

⑥白色蛍光灯モード

白色蛍光灯モードは、色温度でいうとちょうど中間くらいの色味になるので、被写体も本来の色味にもっとも近くなります。

このぬいぐるみを撮影した部屋は白色の電気が使用されていたので、このモードで撮影すると、一番はじめのAWBモードで撮影した色味に近づきました。

⑦ストロボモード

ストロボモードは、ストロボを使って撮影するときに使用します。

ストロボ発光時の色をおさえて、自然な色味に仕上げてくれます。

⑧マニュアルモード

マニュアルモードは上級者向けなので、詳しい説明は省略しますが、簡単にいうと、その場その場で撮影したい被写体の色味を変更できますよ、というものです。

ホワイトバランスの活用方法

撮影する環境によって使い分けることができるホワイトバランスですが、実は被写体によって使い分けることもできます。

水族館、水辺は青色を取り入れる

dolphin

たとえば、水族館で写真を撮るとき。

もちろんオートで撮れば自然な色味で撮影できますが、白熱電球モードを使うと青みが加算されて透明感のある仕上がりになります。

jellyfish

青いものをさらに青く見せるので神秘的な感じになり、涼しげな感じも表現できます。

食べ物にはオレンジを足す

food

逆に、食べ物に青みを足してしまうと、おいしくなさそうな色合いになってしまうので、食べ物を撮るときにはくもりモードなど、オレンジが加算されるモードがおすすめです。

透明感には青みを、あたたかさには赤みを

写真の雰囲気に合わせてホワイトバランスを使い分ければ、好みの色合いに仕上げることも可能です。

透明感、涼しげな感じを出すには白熱電球モード、あたたかさ、ぬくもり感を出すには日陰・くもりモードがおすすめです。

モードを変えながら何枚か撮影して、お気に入りの色味を見つけてみましょう。

ホワイトバランスで使いこなそう!

VSCO

白いものを白くするための機能、ホワイトバランスについて説明しました。

難しい機能ではなく、どのモードがどんな色味になるのかさえ理解していればすぐに使いこなせるようになります。

赤っぽいものには青みを、青っぽいものには赤みを足して、バランスの良い写真を目指しましょう。

 

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