旅先などでカメラを長時間使っていると、バッテリーの残り時間、気になりますよね。
このページではカメラのバッテリー(電池)を長持ちさせるためにできるコツを紹介します。
・旅行中にバッテリーの減りが気になって撮影に集中できない・・・
・朝から晩まで撮影する予定がある
・バッテリーを充電してくるのを忘れてしまったけど、撮影を楽しみたい!
・予備のバッテリーを忘れてしまった
そんな悩みのある人、必見です!
設定画面はすべてCanon EOSKissX7を使用しています
カメラを5分以上使わないのであれば電源を切る
カメラの電源は、こまめに切ったり付けたりすると、逆にバッテリーを消耗します。
一眼レフの電源を切るとき「センサークリーニング」というポップアップが出てきますよね。
これは、電源オフ時に、カメラが自動でイメージセンサー(撮像素子)のクリーニングをしている合図です。
このセンサークリーニングも、バッテリーの消費につながります。
短い時間(目安は5分)であれば、電源は付けたままにしましょう。
センサークリーニングはオフにもできる
電源オフ時のセンサークリーニングは、設定でオフにもできます。
カメラのMENUを押し、センサークリーニングを選択します。
初期設定では、自動クリーニングが「する」になっているので、これを「しない」に変更しましょう。
自動クリーニングをしない、を選択した場合でも、今すぐクリーニングを使って、定期的にクリーニングするようにしましょう
使っていないときに自動で電源オフするように設定する
カメラの電源をうっかり切り忘れてしまったときでも、オートパワーオフ機能を設定しておけば、電源を自動でオフにしてくれる機能もあります。
カメラのMENUから、オートパワーオフを選択します。
カメラを使っていないとき、何分で電源をオフにするかを選べます。
初期設定では30秒になっていますが、万が一「15分」や「しない」になっていた場合は、短い時間に設定し直しておきましょう。
とくに理由がなければ30秒でOKです。
コンデジの場合はこまめに電源を消す!
コンパクトデジカメの場合、付けたままにしておくとその分バッテリーを消費します。
コンデジでは、電源はこまめに消して節電しましょう。
カメラの液晶画面の表示は最小限にする
カメラでもっとも電力を消費するのが、液晶画面の表示。
設定画面のみならず、撮った写真の確認でも電力を消費します。
使っていないのに液晶を表示させたままにしている場合、バッテリーの減りが早くなるので気をつけましょう。
液晶の明るさも控えめに設定する
液晶の明るさも変更ができます。
カメラのMENUより、液晶の明るさを選択します。
液晶の明るさは1-7まで選べます。
初期設定では5になっていますが、なるべく5以下に設定しましょう。
液晶画面は暗くなりますが、写真の明るさは変わりませんのでご安心を!
撮影画像のチェックは手短に&消去作業は後回し
撮影した画像をチェックするにも、液晶画面を使うためバッテリーの消耗につながります。
なるべく短い時間で済ませるように心がけましょう。
また、不要な写真を消去する作業も同じです。
SDカード容量がいっぱいになりそう・・・などの理由がない限り、消去は後回しにしましょう。
ライブビュー撮影はなるべくしない
ミラーレスやコンデジのように、液晶画面に撮影風景を映しながら撮影するライブビュー撮影ですが、これもバッテリーの消耗につながります。
ライブビュー撮影はどうしても使いたいときだけにしましょう。
動画撮影もバッテリーを消費する
同じ理由で、動画撮影もバッテリーを消費します。
バッテリーの残量が少ないとき、予備のバッテリーがないときは控えましょう。
オフにしておくとバッテリーが長持ちする機能
ここからは、オフにしておくことでバッテリーの長持ちにつながる機能をまとめて紹介します。
ストロボ・フラッシュ
ストロボ・フラッシュは、バッテリーを大きく消耗します。
必要ない場所では基本的にオフにしておきましょう。
一眼レフの場合、内蔵ストロボを使うと撮影できる枚数も減ってしまいます。
Wi-Fi・GPS・Bluetooth
撮影画像をすぐにスマホに送れて便利なWi-Fi機能ですが、電力を多く使用します。GPSも同じです。
必要ない場面ではオフにして、使うときだけオンにするようにこころがけましょう。
手ブレ補正機能
手ブレ補正機能も、オンにしておくだけでバッテリーを消費します。
三脚を使うときなど、手ブレの心配がないときにはオフにしておきましょう。
バッテリーを長持ちさせる工夫
バッテリーを長持ちさせるための保管方法などを紹介します。
1ヶ月以上使わないときはカメラから外しておく
バッテリーはカメラを使わずに入れたままの状態でも、少しずつ放電します。
カメラを1ヶ月以上使わないのであれば、カメラの本体からバッテリーを外して保管しましょう。
ただし、すぐ使う予定があるのなら、毎回外して保管する必要はありません。
詳しくは「カメラの保管方法。保管場所と電池、レンズの保管方法について」のページにもまとめています。
長期間使わずにバッテリーを外しておく場合は、バッテリー残量をゼロにしておくとなおGOOD!
フル充電で保管しない
カメラのバッテリーは、フル充電で保管するよりも、ある程度使い切った状態で保管すると寿命が長くなります。
充電するのは、使う直前がベスト。
使ったら充電、ではなくて、使う前に充電、をこころがけましょう。
バッテリー残量ゼロの状態での保管はよくありません。残量ゼロのときは、少しだけ充電してから保管しましょう
寒い場所ではあたためてから使用する
寒い場所では、バッテリーの減りが早くなるうえに、撮影できる枚数も減ってしまいます。
寒い場所で撮影するときには、事前にバッテリーをあたためて、スムーズに動くようにしておきましょう。
予備バッテリーと充電器は持ち歩くべき
ここまで、バッテリーを長持ちさせるコツを紹介しましたが、やはり備えあれば憂いなし。
予備のバッテリーと充電器は持って撮影に行くのが安心です。
「バッテリーの減りが気になりすぎて撮影に集中できない・・・」となったら本末転倒。
安心して撮影にのぞめるように、準備しておきましょう。
おすすめの予備バッテリー
できれば純正のバッテリーがおすすめですが、値段が高いなぁ・・・と思う方には、こちらがおすすめ。
わたしも、とりあえずの間に合わせで購入しましたが、4年近く使っても今のところ不具合はありません。
純正のバッテリーは5000円ほどしますが、こちらは1000円程度。通常の充電器で充電できます。
少しバッテリーの減りが早いなぁと思うこともありますが、予備として使う分には問題ありません。
予備バッテリーを持っていない方は、ぜひ購入を検討してみてください。
紹介したバッテリーは使える機種に限りがあります!購入の際は自分の機種にあったものを探してくださいね!
意識してバッテリーを長持ちさせよう!
・5分以上使わないときはカメラの電源を切る
・液晶画面を使用する回数を減らす
・ライブビュー・動画撮影はなるべく控える
・使っていない機能はオフにする
・1ヶ月以上カメラを使わないなら、バッテリーを外す
・充電は、使う直前に!
・予備バッテリーと充電器は持ち歩く
ちょっとしたこころがけで、バッテリーの減りをコントロールできます。
以上のことを守って、バッテリーを長持ちさせましょう。
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