※2020.06更新
みなさんは京都にある「瑠璃光院」をご存じでしょうか。
年に2回、春と秋の限られた時期にしか立ち入ることのできない隠れた観光名所、瑠璃光院。
そこで目できる景色は、何度訪れても息を飲む美しさで、見る人を魅了します。
今回はそんな瑠璃光院の魅力を写真とともにお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
瑠璃光院はどんな場所?
瑠璃光院は「いこい」と「やすらぎ」の場所として、昔から人々の心を癒やしてくれる空間だと有名でした。
秋になると、院内は色鮮やかな紅葉によって色づき、春には青紅葉が爽やかさを演出します。
大きな鯉のいる池、書院、瑠璃の庭、日本庭園など、どこを見ても心が落ち着くような景色がたくさん広がっています。
中にはお茶を楽しめるスペースや、写経できる場所も。
景色だけでなく、その他にも楽しめる工夫がされています。
瑠璃光院・春の特別拝観

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瑠璃光院の春は、澄んだ青い空に美しく映える青紅葉の絶景が拝めます。
院内のいたるところにある紅葉の葉は、晴れた日には日の光によって透けることで、下から見上げるだけでも幻想的な雰囲気となっています。
書院からながめる庭も青緑一色で、いつまでもその場にいたくなるよう。

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もっとも有名な書院の2階では、黒いテーブルに映る紅葉のリフレクションを楽しむことができます。
ここに集まる写真家たちは、このリフレクションを撮りにきているといっても過言ではありません。
誰が撮っても、スマホで撮っても美しい写真が撮れるので、一度訪れる価値ありです。

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瑠璃光院・秋の特別拝観

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秋になると、院内の木々がいっせいに色づきはじめ、青緑から一転、カラフルな景色を見るとこができます。
春の特別拝観のときには緑のリフレクションがきれいだったテーブルは、色鮮やかなピンクのリフレクションへ。

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春とはまったく異なる景色を見ることができるので、ぜひ春も秋も訪れてみてください。
また、秋になると見ることができるのが、ハート型の苔。

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こちらも瑠璃光院の名物として、Instagramなどでも話題となりました。
入り口から入ってすぐの右手にありますので、見逃さないように探してみて下さい。
瑠璃光院の基本情報
最後に、瑠璃光院へのアクセス方法や営業期間などをご紹介します。
瑠璃光院へのアクセス
電車の場合
・叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」から徒歩5分
・比叡山ケーブル「八瀬駅」から徒歩5分
バスの場合
・京都バス「八瀬駅前」降車、徒歩7分
タクシーの場合
・地下鉄烏丸線「国際会館駅」から10分くらい(台数多くはありません)
京都駅から行く場合のおすすめは、地下鉄烏丸線で「国際会館」駅までいって、そこからバスに乗って「八瀬駅前」で下りる方法です。ただし、バスの本数が少ないので乗り遅れないように注意しましょう。
なお、近くに駐車場はありませんのでご注意下さい。
瑠璃光院の営業期間
2020年青もみじの季 特別拝観
・2020年6月1日から7月31日まで
・営業時間 10:00から17:00まで
公式ホームページより、新型コロナウイルス感染防止のため、マスクの着用とソーシャルディスタンスの確保が呼びかけられています。
瑠璃光院の拝観料
・拝観料 ひとり2000円
・学生は学生証提示で1000円
・障害者手帳提示で1000円(付き添いの方1名まで1000円)
団体割引はありません。
他の寺院と比べると高く感じますが、それを払ってでも見に行く価値はあります。
入場券を購入すると、近くにあるルイ・イカ―ル美術館にも入場できます。
瑠璃光院の混雑する時間帯
基本的にどの日に行っても混雑すると考えておいてください。
ただ、土日よりは平日のほうが空いていますし、天気の悪い日は観光客も少ないです。
きれいなリフレクションを撮るにはやはり晴天の日がおすすめです。
朝よりは夕方のほうが空く傾向にあるようです。
瑠璃光院は一見の価値あり
京都八瀬にある瑠璃光院についてご紹介しました。
京都駅からは離れていますが、訪れて損のない場所です。
ぜひこの絶景を写真に収めにいってみてくださいね。
きっと、その美しさを忘れられなくなるはずです。