桜、バラ、あじさい、ネモフィラ、ポピー、つつじ。
春にはさまざまな花が咲き、カメラを持って出掛けたくなる季節ですね。
SNSで開花状況をチェックして、今週末はここに行こう!なんて決めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は5月中旬から6月にかけて見頃をむかえるバラの名所「旧古河庭園」についてご紹介します。
今しか見られない絶景を楽しみたい方必見です!
旧古河庭園はバラと洋館の名所
大正時代にイギリス人建築家によってデザインされた洋館と日本庭園の両方が楽しめる旧古河庭園。
バラが見頃をむかえる5月中旬には、国内外問わず多くの観光客が訪れるスポットとなっています。
文化財に指定されたバラの名所
旧古河庭園の魅力はなんといってもバラと洋館のコラボが楽しめるところ。
園内に咲くバラの種類は豊富で、赤・ピンク・白・黄色など、さまざまな色が楽しめるほか、バラの香りがほのかに香り、いるだけで癒やされる空間でした。
わたしが行った日は単焦点レンズしか持っておらず、洋館とバラの距離が近いためどちらも入れて撮影することができませんでした。
そのため全体写真はiPhoneで撮影しています。
洋館もバラも一緒に写真に収めたい場合には広角ぎみのレンズを持っていくことをおすすめします。
ゴールデンウィーク明けにはライトアップも
毎年バラが満開をむかえる5月中旬から、日が沈むとバラのライトアップもおこなっています。
夜桜ならぬ、夜バラ?もまたちがった趣があって楽しめそうです。
(残念ながら夜までいることができなかったため、写真はありません・・・)
夕方17時ごろに行くと、ライトアップ前とライトアップ後の両方が楽しめます。
バラだけじゃない!日本庭園も忘れずに
旧古河庭園のもう一つの魅力が、枯滝や灯籠、茶室などが配置された日本庭園です。
バラが見頃の5月にはさわやかな青紅葉も見ることができます。
青紅葉は空を入れてコントラストを
園内の至るところで目にする青紅葉ですが、撮影の時には青空を入れると青と緑の対比が美しい写真に仕上がります。
下から上にむかって撮影することで背景に玉ボケもできて、やわらかい雰囲気の写真になります。
紅葉は日の光が当たると透けて、場所によって葉の色の濃さが変わってみえることも魅力のひとつです。
バラだけでなく、青紅葉もぜひ写真に収めてみましょう。
何気ない空間にも被写体はある
旧古河庭園の日本庭園は、そこまで広いわけではありません。
15分もあれば1周できるほどの広さです。
そんな空間でも、いつもと少しちがうところに目を向ければ、ついカメラを向けてしまうものがたくさんあります。
たとえば、以下の写真。
地面に写っている葉っぱの影が美しかったので収めた1枚です。
普通に歩いているだけでは見逃しがちな足元や頭上にも、たくさん素敵なものがあります。
ただ歩いて人気の建造物などを撮るだけでなく、自分が「この雰囲気好きだな」と思うものは積極的に撮影してみましょう。
いつも言っていますが、一眼レフの良いところはいらない写真は消去できること。
たくさん撮影した人ほど、上達も早くなります。
旧古河庭園の営業時間やアクセス方法
最後に旧古河庭園の営業情報についてご紹介します。
旧古河庭園の営業時間
・9時から17時まで(最終入園は16時30分)
・園内の所要時間はゆっくりまわっても1時間程度
・年末年始(12月29日から1月1日)は休園
バラのライトアップ開催期間中(2018年5月11日から20日)は21時まで(最終入園は20時30分)
旧古河庭園の入園料
・大人 150円
・65歳以上 70円
・小学生以下、都内在学の中学生は無料
5月4日(みどりの日)と10月1日(都民の日)は無料公開しています
旧古河庭園へのアクセス
・JR京浜東北線「上中里」から徒歩7分(改札出て左前の道の坂を上がり、突き当たりを左へまっすぐ)
・東京メトロ南北線「西ヶ原」から徒歩7分(花と森の東京病院を左手に、駒込方面へまっすぐ)
・JR山手線、東京メトロ「駒込」から徒歩12分
今週末はカメラ片手に旧古河庭園へ!
バラと洋館と日本庭園の名所、旧古河庭園についてご紹介しました。
バラの開花が最盛期の今、土日はかなりの混雑が予想されますが、平日は比較的空いているので、ぜひカメラを持ってでかけてみて下さい!
もちろんバラだけでなく、日本庭園もお忘れなく。