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【一眼レフ】結婚式におすすめのレンズはどれ?撮影のコツや注意点を解説!

結婚式撮影におすすめのレンズとコツ

※2020.06更新

一眼レフをもっているなら、誰しもが一度は憧れるであろうブライダルフォト。

新郎新婦の晴れ姿を綺麗に写真に収めたい!

でも、どうやって撮影したらいいのか分からない・・・

そもそも、結婚式に持っていくのは、どのレンズがいいの?

 

このページでは、そんなお悩みを解決すべく、

・結婚式におすすめのレンズ

 

・撮影するときのコツ

 

・撮影時の注意点

について紹介します!

なお、掲載している写真にカメラ設定値も載せているので参考にしてくださいね。

結婚式におすすめのレンズBest3!

望遠レンズを持っていって邪魔にならないのか、替えのレンズも持っていくべきか・・・

はじめて一眼を持って友人の結婚式に参加したとき、持っていくレンズについて非常に迷いました。

そんな経験をもとに、まずは結婚式に持っていくべきレンズを紹介します。

第1位 中望遠レンズ

中望遠レンズとは、標準レンズと望遠レンズの中間にあたるレンズのこと。

標準レンズよりも遠くのものを大きく写すことができ、望遠レンズよりも広い範囲を写すことができます。

結婚式では座る位置が決められている場合が多いため、自席から撮影することがほとんど。

決められた位置からしか撮影できない場合、広角・望遠の両方が撮影できる中望遠レンズが大活躍してくれます。

わたしが使っているのは「EFS18-200mm」というレンズ。

Canonの純正レンズで、これ1本で広い範囲も遠くのものも写すことができ、標準レンズと望遠レンズを持ち運ぶ必要がないので重宝しています。

第2位 望遠レンズ

2番目におすすめなのは望遠レンズ。

中望遠レンズがおすすめとは言っても「今持っているレンズでどうにかしたい!」と思う人も多いでしょう。

そんな人には標準レンズよりも望遠レンズがおすすめです。

理由は中望遠レンズと同じく、遠くのものを大きく写すことができるから。

新郎新婦の席から離れている席だと、なかなか思うように写すことができません。

ましてや望遠よりも標準レンズのほうが写る範囲が広いので、標準レンズを使うと他の参列者の頭が写り込んだりします。

そのため、遠くまで写せるうえに写る範囲が狭くなる望遠レンズがおすすめです。

関連記事>>>望遠レンズの特徴と使い方。望遠レンズはいつ使ったらいいの?

第3位 単焦点レンズ

テーブルフォトやイメージカットを撮影したい場合には、単焦点レンズがおすすめです。

関連記事>>>単焦点レンズの特徴とおすすめのレンズ。パンケーキレンズとの違いは?

上のページでも紹介しているように、単焦点レンズの特徴は背景がよくボケること。

照明が暗い式場では、グラスなどに反射した光が玉ボケを作り出してくれるので、キラキラした写真がたくさん撮れます。

ズームができないため動くものの撮影にはあまり適していないレンズですが、式の雰囲気を撮りたい人にはおすすめです。

わたしも結婚式に参列するときには、第1位で紹介した中望遠レンズと単焦点レンズを持っていくようにしています。

おすすめはこちらのレンズ。

めちゃくちゃ軽いうえに、値段も1万円台で、持っていないともったいない!と思うくらい、おすすめのレンズです。

重いレンズを持ち運びたくない、という人は単焦点レンズを使ってみて下さいね。

結婚式での撮影のコツは?

おすすめのレンズが分かったところで、つづいては撮影するときのコツを紹介していきます。

①チャペルでの挙式の場合には一番内側の席に座る

チャペルで式を挙げる場合、新郎新婦が入場してくる通路側の席がもっとも撮影しやすい位置です。

新婦の入場シーンが撮りたい場合は前寄りの席、新郎新婦の2ショットが撮りたい場合は後ろ寄りの席がおすすめです。

portrait

ISO1600・F5.6・1/4000

上の写真は海沿いに建てられたチャペルでの挙式で撮影したもの。

(残念ながら通路側の席は確保できなかったため、参列者の頭が写りこんでいます・・・)

ガラス張りのチャペルで思いっきり逆光だったため、測光モードを「部分測光」に設定して撮影しました。

逆光撮影のポイントは、以下の記事で確認してくださいね。

関連記事>>>【逆光写真の撮り方】逆光撮影でも失敗しない!被写体別のコツを徹底解説【カメラ初心者必見】

②写りこみも利用する

本来ならば、写したくないものがどうしても目の前にある場合には、逆にそれを利用して上手く撮れないか考えてみましょう。

たとえば、以下のような写真。

wedding

ISO1600・F5.6・1/3200

新郎新婦の姿を撮影したかったのですが、他の参列者が構えたスマホがどうしても写りこんでしまったので、あえてスマホにピントを合わせてみました。

とくに披露宴では席が決まっているぶん、思うように撮影できない場合が多いですが、自分から見えている景色の中で、どこを切り取ると綺麗か、ということを考えながらカメラを構えてみてください

③外での撮影時は絞りをできるだけ小さくする

ガーデンウェディングや屋外での結婚式の場合は、できるだけ絞りの値を小さくしてボケ感を出しましょう。

とくに自然豊かな場所でおこなうときには、絞りを小さくすることで木漏れ日によって玉ボケができるので、グッと素敵な雰囲気に仕上がります。

関連記事>>>【玉ボケの撮り方】カメラ初心者でも簡単に玉ボケ写真が撮れる3ステップを教えます

garden

ISO1600・F5.6・1/1600

wedding

ISO1600・F4.0・1/1000

絞りを小さくするだけで主役がより引き立ちます。

屋外での撮影の時には、絞りの値を自由に設定できるAvモードを使ってみて下さい。

関連記事>>>Av(絞り優先)モードの使い方。初心者におすすめって本当?

また、背景をぼかす方法を詳しく知りたい方は「背景をぼかす仕組みと方法を学んで、カメラをもっと楽しもう!」のページを確認してくださいね。

④プロカメラマンの後ろから撮影する

たいていの結婚式では、新郎新婦がプロのカメラマンを手配しています。

カメラマンさんは仕事で来ていますし、良い写真を撮るために常にベストポジションかつ、なるべく他の参列者の邪魔にならない場所にいます。

そのためカメラマンさんのいる位置にできるだけ近いところから撮影すれば、プロっぽい写真に近づけるはずです。自由に移動できる場合には試してみてください。

結婚式で撮影する場合の注意点は?

おすすめのレンズと撮影のコツが分かったところで、最後に結婚式で撮影するときの注意点をお伝えします。

①カメラマンの邪魔にならないようにする

コツの紹介で「カメラマンの後ろから撮影する」と紹介しましたが、その際はカメラマンさんの撮影の邪魔にならないよう注意しましょう。

カメラマンさんは仕事で撮影に来ています。

新郎新婦だけでなく、参列者の写真も撮影していますので、良い写真を撮りたい一心で周りの人に迷惑をかけていないか、確認しながら撮影を楽しみましょう。

②ストロボ・フラッシュは使わない

屋内での披露宴では暗くなるシーンも多く、ストロボを使いたくなりますが、ストロボを使うのは控えましょう。

暗い場所での急な光は、会場にいるカメラマンさんの写真に影響が出るからです。

暗い場合には、ISO感度を上げたり露出をプラス補正するなどの対策をしてみてください。

関連記事>>>【一眼レフ】写真が暗い!顔が暗い!黒つぶれの原因と暗いときの対処法とは?

③新郎新婦から事前に撮影の許可を取っておく

「ダメ」というカップルはそんなにいないと思いますが

「結婚式にカメラ持っていってもいい?」

と事前に確認しておきましょう。

マナーを守って、全員が心地よく過ごせるように気を付けましょう。

注意

会場によっては、撮影禁止の場合もあります。必ず確認してから撮影しましょう

④可能であれば披露宴の席を事前に確認しておく

披露宴当日、新郎新婦の目の前の席でラッキー!

と思っていても、望遠レンズしか持っていない場合には、近すぎて撮れない・・・

なんてことも考えられます。

可能であれば事前に自席の位置を教えてもらって、持って行くレンズを考えましょう。

ただし、新郎新婦が当日まで教えたくない場合もあります。

そこは無理に聞き出さず、どんな席からでも撮影できるように準備していきましょうね。

思い出に残る幸せな写真を残そう!

・結婚式撮影でおすすめのレンズ

 

・撮影するときのコツ

 

・撮影時の注意点

について紹介しました。

主役の2人だけでなく参列者全員が笑顔になれるよう、マナーを守って素敵な写真をたくさん残しましょう!

 

におすすめの記事>>>カメラのマニュアル(M)モードとは?初心者でも簡単な使い方と設定方法

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