単焦点レンズの特徴は?初心者にもおすすめの理由とは?

tansyoten

 

初めて一眼レフを購入するときには「標準レンズ」を選ぶ方が多いと思います。さらに慣れてきたら望遠レンズや他のレンズも買い足す…なんてことが多いのではないでしょうか。

 

今回は、もっとおしゃれで雰囲気のある写真が撮りたい!という方におすすめしたい「単焦点レンズ」を紹介します。

単焦点レンズは一眼レフ初心者にもおすすめと言われているので、その理由も合せて説明していきますね。

単焦点レンズとは?

 

単焦点とは、焦点距離がひとつだけでズームができないことを指します。

以前にも「広角・望遠の違いとは?」でご紹介しましたが、焦点距離というのは

この「レンズから撮像素子」までの距離のことなので、この焦点距離が一定で変更できないことを指します。

つまり単焦点レンズでは、ズームを使うことができず、撮影したいものを大きく写したい場合には近づくしかないということになります。

 

一見、デメリットのように感じられますが、単焦点レンズにはもう一つ大きな特徴があります。

それは絞りの値(F値)を他のレンズよりも小さくできるという点です。

標準レンズや望遠レンズでは、F値をF3.5くらいまで小さくすることができますが、単焦点レンズを使うとF1.8まで絞ることができます。レンズによってはもっと絞ることも出来ます。

 

以前「絞りとは?」のページで紹介したように、

絞りの値が小さくなる=背景がよくボケる

ということですので、単焦点レンズを使うことで、よりボケ感の強いお洒落な写真を撮ることが出来ます。

単焦点レンズを使うとこんな写真が撮れる

 

では実際に、どんな写真を撮影できるのかを見ていきましょう。

(ISO:1600・絞り:F2.0・SS:1/50・焦点距離50mm)

↑ うしろの玉ボケが良い感じです。この玉ボケは車のライトです。

単焦点レンズを使うと、このような大きめの玉ボケも楽しめます。

 

(ISO:800・絞り:F1.8・SS:1/2000・焦点距離50mm)

↑ 単焦点ならではのボケ方です。レンズにピントが合って、それ以外はかなりボケています。ピントの合う範囲が狭くなるのも特徴のひとつです。

 

(ISO:1600・絞り:F1.8・SS:1/40・焦点距離50mm)

↑ こんな写真もただ人物にピントを合わせてシャッターを押すだけで撮影できます。

 

このように、標準レンズや望遠レンズで撮影するよりも玉ボケの入った雰囲気のある写真、少しアートな写真に仕上げることが出来ます。

単焦点レンズが初心者におすすめの理由とは?

 

ネット検索すると「単焦点レンズはカメラ初心者にもおすすめです!」と書いてあるサイトが多く見られます。

その理由は、単焦点レンズを使うと自分の足で移動しなくては撮りたい写真が撮れないからです。

 

ここまで述べてきたように、単焦点レンズはズームが出来ないレンズなので撮りたいものの近くまで行かないと思っている写真を撮ることが出来ません。

望遠レンズや標準レンズではズームができるので多少遠くからでも写真を撮ることはできますが、しゃがんだり移動したりしないで楽をしていると、いつまで経っても納得いく写真を収めることができません。

自分の足を使ってベストポジション、ベストショットを狙っていくことができるようになれば、どのレンズを使用するときでも応用できます。

illuminations

キラキラの玉ボケ写真だって、単焦点を使いこなせば簡単に撮れます

わたし自身も、パッと風景を見たときに「ここから撮りたい」という感覚が分るようになりました。自分のベストポジションを見つけられるようになると、写真を撮ることが何倍も楽しくなります。

 

自分の足で動くことで写真の上達につながります

「単焦点レンズは初心者におすすめ」という理由、分っていただけましたでしょうか。何事も経験です。初めのうちは下手でもいいので、シャッターを押しまくってみてください。だんだんと感覚がつかめてくるはずです。

写ルンですやフィルムカメラと違って、一眼レフの良いところは何枚失敗しても消去できるところですからね。初めのうちにたくさん撮った方は、カメラの楽しさをより早く感じることができるはずです。

 

おすすめしたい単焦点レンズはこれ!

 

単焦点レンズにも様々な種類がありますので、最後におすすめの単焦点レンズをご紹介します。

初心者におすすめ!お手頃レンズ

 

 

わたしの使用しているレンズはこちらです。焦点距離が50mmのものです。

まだ一眼レフの知識があまりないころに、特に機能性などを比較することもなくこのレンズを購入しました。なぜこのレンズを選んだかというと、他の単焦点レンズと比べてかなり安かったからです。

値段はamazonで約1万4千円。「レンズって5万円くらいするんでしょ…?高いよね…」と値段に対する心理的ハードルを一気に下げてくれたレンズです。

また、フルサイズ対応なのにこの値段なので「撒き餌レンズ」としても有名です。

※撒き餌とは…「Canonのレンズはコスパが良い!」と思わせるためのレンズ

 

フルサイズについてはこちらを参考にして下さい。

レンズの商品名に書いてある数字や英語の意味って?

2017.09.01

薄型で広角のパンケーキレンズ

 

 

続いて紹介したいのはこちら、その薄い見た目から通称「パンケーキレンズ」と呼ばれているレンズです。

こちらは焦点距離が24mmなので、さきほど紹介したレンズよりも撮影したいものに近づいて撮影することができます。

また「単焦点広角レンズ」なので、後ろに下がらなくても自分が見ている景色をそのまま撮影することが可能です。

値段はamazonで約1万8千円ほどです。かなり薄くて軽いので持ち運びにはとても便利です。

 

マクロの世界を撮りたい方へおすすめ

 

 

最後に紹介するのは「マクロレンズ」と呼ばれるレンズです。

「マクロ」って何だ?という方はこちらの写真を参考にして下さい。

このように細かい部分をかなりアップで撮影することができます。値段はamazonで約4万円ほどと少し高めですが、一眼レフの楽しさを知ると誰もがほしくなるレンズです。

わたしも手に入れたいと思っているレンズで、雨上がりの紅葉やお花のアップなどに使いたくなる優れものです。

単焦点レンズのまとめ

 

単焦点とは、焦点距離がひとつだけで、ズームができないこと

単焦点レンズではズームを使うことができず、撮影したいものに近づかなければならない

単焦点レンズは他のレンズよりも絞りの値を小さくすることが出来るため、後ろがぼけて雰囲気のある写真に仕上げることが出来る

 

初心者の方にもおすすめの単焦点レンズですが、使えば写真の表現の幅が広がります。

わたしも近場の旅行や公園・水族館などに出かけるときは基本単焦点しか持って行きません。軽いからという理由もありますが、それくらい単焦点レンズで撮れる写真が好きです。

軽くて手軽に手に入る単焦点レンズ、ぜひ購入を検討してみてくださいね。