※2020.05更新
スナップシードは無料で使える写真加工アプリです。
その魅力は使えるツールの数が多いこと、そして気に入った加工を保存したり、共有できること。
関連記事>>>写真加工アプリ『Snapseed』の使い方。その魅力は機能の多さ!共有もできる!
今回はそんなスナップシードを使って、実際にどうやって加工するのかを紹介していきます。
・どのツールを使えばいいのかわからない!
・数値ってどれくらい動かすの?
そんな疑問をお持ちの方へ、4パターンの加工をご紹介しますので、自分の好きな色味があればぜひ真似をしてみてくださいね。
また、各ツールの詳細や使い方は「スナップシードの全ツールを徹底解説!28種類のツールの使い方を学ぼう!【Snapseedの使い方】」でくわしく説明しているので、ぜひ合わせてご覧ください!
「白」で統一する加工
インスタグラムでよく見かける「白」で統一されたギャラリー。
洗練されていて、とってもおしゃれな感じがしますよね。
インスタグラムのページのイメージとしてこんな感じです。
これを目指して加工をしていきます。
まずは加工前の写真ですが…
全体的に暗いですね。そしてとくに腕の部分、影が目立ちます。
そこで明るく、影が目立たないように加工をしていきます。
使ったツールはこちら
画像調整⇒明るさ+78、彩度-8、ハイライト+76、色温度-13
ブラシ ⇒明るさ+10で腕と指の影を消す、明るさ+5で壁全体を明るくする
最終的にこうなりました。
影がなくなり、全体的に明るく「白」っぽさが目立つ写真になりました。
「白」を強調するためにおさえてほしいポイント
・「明るさ」はやりすぎかなと思うくらいまで上げる
・「彩度」と「色温度」はマイナスにして黄ばみを落とす
・「ハイライト」で白さをプラスする
・影になっている部分は「ブラシ」をつかって明るくする
「カラフル」ではっきりした色合いにする加工
続いては、はっきりした色合いでギャラリーを統一したい方におすすめの加工をご紹介します。
とくに風景写真や紅葉の写真などに使うと、色味が鮮やかな写真に仕上がります。
インスタグラムのイメージはこんな感じ。
ではさっそく加工していきましょう。
まずは加工前の写真です。
少しくすんで見えるうえに、このままだとせっかくの紅葉が目立ちません。
赤と緑のコントラストをはっきりさせて、赤い紅葉が映える写真にしたいと思います。
使ったツールはこちら
画像調整⇒明るさ-24、コントラスト+59、彩度+92、シャドウ-13
完成形がこちら。
苔のみどりと、紅葉の赤のコントラストがはっきりして、鮮やかな写真になりました。
「カラフル」な写真にするためのポイント
・「コントラスト」を上げて、色にメリハリを出す
・「明るさ」はマイナスかそのままにすることで、鮮やかな色が出るようにする
・「彩度」を上げて色をはっきりさせる
・「シャドウ」を下げることであえて影を作り、よりくっきりした印象にする
「ヴィンテージ風」にする加工
つづいては、レトロで落ち着いた色合いの「ヴィンテージ風」にする加工をご紹介します。
インスタグラムのイメージはこんな感じ。
木や葉っぱなど、暖かみがあると素敵なものに加工するのがおすすめです。
さっそくやり方をご紹介します。
まずは加工前の写真。
このままでも悪くはありませんが、加工をして雰囲気のある写真にしましょう。
使ったツールはこちら
画像調整⇒コントラスト+32、彩度-40、シャドウ-27、色温度+71
加工後がこちら。
ぐっと秋らしい、落ち着いた雰囲気の写真になりました。
また、スナップシードのツールには「ヴィンテージ」という項目もあるので、それで加工してもかまいません。
ヴィンテージだけでも12スタイルあるので、気になる方は試してみてください。
「ヴィンテージ風」に加工するポイント
・「コントラスト」を上げて影を出す
・「彩度」を下げることでレトロ感がでる
・少し暗くするために「シャドウ」を下げる(「ハイライト」だと全体的に暗くなるため「シャドウ」を使用)
・暖色(赤とか黄色)がある場合には、その色を目立たせて暖かみを出したいので「色温度」を上げる
ちょっとぼかして光沢のある写真に加工
最後に紹介するのは女子受けのよさそうな「グロー」を使った加工です。
みていただければわかると思いますが、全体が少しぼけたような、光っているような印象になる加工です。
こちらはツールの「グロー」を使うだけなので、誰でもすぐに簡単に加工することができます。
加工前の写真がこちら。
これに「グロー」の加工をしていきます。
使ったツールはこちら
グラマーグロー⇒3、グロー+100、彩度+65
加工後はこちら。
キラキラした感じで、女子っぽい写真に仕上がりました。
いろんな加工をマスターしてインスタ映えを目指そう!
・「白」で統一する加工
・「カラフル」ではっきりとした色合いにする加工
・「ヴィンテージ風」の加工
・ぼかしと光沢を入れた加工
以上、4パターンの加工法をご紹介しました。
お好みの加工はありましたでしょうか。
いろんな加工をマスターすることで、表現の幅が広がり、写真も活きてくると思います。
ぜひ参考にしていただいて、写真の加工を楽しんでくださいね!