カーブを使ってみよう!【スナップシード(Snapseed)の使い方】

スナップシードのカーブの使い方

無料で使える写真加工アプリ、スナップシード(Snapseed)の使い方を解説します。

使い方が分からずなかなか手を出しにくい「カーブ」機能。写真の明部、暗部を自由に調整できるツールです。

・そもそも、カーブって何?

・グラフみたいなものは何を意味しているの?

・使ってみたいけど難しそうで、手が出せない・・・

そんなお悩みがある人も、多いのではないでしょうか。

このページでは、

・カーブ(トーンカーブ)とは?

 

・カーブ調整画面の見方

 

・カーブ機能の使い方

 

・実際にカーブを使っている動画

について解説します。

スナップシード以外の加工アプリ(Lightroomなど)でも同じように使えますので、ぜひご覧ください。

なお、スナップシードの他の機能について知りたい方は「スナップシードの全ツールを徹底解説!28種類のツールの使い方を学ぼう!【Snapseedの使い方】」のページで詳しく解説しています。

カーブとは?その役割は?

カーブとは?

カーブとは、写真のコントラストを調整する機能です。

コントラストは、明るい部分(明部)、暗い部分(暗部)の差のこと。

カーブ機能を使うと、写真の明部・暗部それぞれの明るさを分けて調整できます。

カーブの役割

鵜戸神宮

この写真を例にカーブを使います

カーブを使うとき、まずは写真を明部・暗部に分けます。

トーンカーブ

(実際はもっと細かく分かれます)

上の図のように、写真を明るい部分、暗い部分にわけて、

・明るい部分の明るさや色味をどうするか

・暗い部分の明るさや色味をどうするか

を決めていきます。

つまり、明部・暗部それぞれを明るくする、濃くするなどと調整するのがカーブの役割です。

スナップシードでカーブを使ってみよう

実際に調整した画像を見せながら説明したほうが分かりやすいので、さっそくカーブを使ってみましょう。

スナップシードを開いて、ツールカーブを選択します。

snapseed

上のような画面になるので、①ニュートラルの順に押してください。

そうすると、下の画面になります。

snapssed

この「個別設定・ガイドラインのオンオフ・プリセット」については、のちほど説明します。

カーブの使い方

snapseed

この左下から右上へのラインをカーブさせることによって、写真のコントラストなどを自由に変更できます。

上の図の通り、ラインの上部を動かすと明るい部分、下部を動かすと暗い部分のコントラストを動かすことができます。

MEMO

写真の位置と、ラインの位置は関係ありません。ラインの上部を動かすと写真の上部が調整できる、ということではないので注意!

ポイントを置く

snapseed

まずはラインを動かす前に、ポイントというものを置きます。

上の図の、矢印で示した小さい丸がポイント。画面上をタップすると置くことができます。

スナップシードでは最大で10個まで置けますが、基本は3つでOK。

上の図のように均等に置くと調整しやすいです。

慣れたら増やしていくようにしましょう。

ポイントを動かす

ポイントを置いたら、今度は動かしてみます。

ポイントを置いた部分を上下にスライドさせてみましょう。

上にスライドすると明るく、下にスライドすると暗くなります。

snapseed

上のポイントを動かすと、写真の明部が明るくなったり、暗くなったりします。

 

snapseed

逆に、下のポイントを動かすと、暗部が明るくなったり暗くなったりします。

このように、置いたポイントを上下に動かすことで、写真のコントラストを調整するのが、カーブの使い方です。

カーブ画面の見方

画面の説明をしておきます。説明の都合上「個別設定」を最後にします。

snapssed

・ガイドラインのオンオフ

中央の目のマークを押すと、画面上に出ているグラフのような線が消えます。

線が消えることで、調整した写真がどうなっているか、確認しやすくなります。

・プリセット

右から2番目のボタンを押すと、アプリが用意したコントラストに変更することができます。

この中で気に入ったのがあれば、そのまま使うこともできますし、自分でさらに調整を加えることができます。

・個別設定

個別設定のボタンを押すと、RGB・赤などのマークが出てきます。

snapseed

RGBは、先ほど説明した通常のコントラスト調整で使用します。

赤・緑・青では、写真の明部・暗部のそれぞれの色の濃さを変更できます。

RGBと各色、明部についてはもう少し詳しく解説します。

RGBとは?

RGB

RGBは、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の頭文字を取ったもの。

色の表現方法のひとつで、写真においてもこの3色を混ぜて色を表現します。

赤・緑・青を調整したらどうなる?

上の図のように、それぞれの色には補色とよばれる反対色があります。

カーブのRGBの項目では、単にコントラストが変わっただけでしたが、赤・緑・青の項目を下げると、それぞれの色とその補色が調整されます。

たとえば、下の図のように、赤を下げると補色のシアンが強くなります。

snapseed

 

同じように、緑を下げると補色のマゼンタが強くなります。
snapseed

 

青を下げると、補色のイエローが強くなります。
snapseed

それぞれ、橋の色を確認してもらうと分かりやすいです!

明度とは?

明度とは、色の明るさを表すもの。明度が高いほど色は白っぽく、低いほど黒っぽくなります。
snapseed

こちらも、橋の部分を見ると一目瞭然です。

カーブを使った加工動画はこちら

実際にカーブを使った様子を動画にしてみました。

よければ参考にご覧ください。

スナップシードを使って写真をもっと素敵に!

スナップシードのカーブの使い方について紹介しました。

学んだことをいかして、素敵な写真をたくさん残してくださいね。

 

その他の加工動画はこちらから→スナップシードを使った加工動画

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

360度カメラの世界を体験してみよう!
詳細はこちら
360度カメラを体験しよう!
詳細はこちら