※2021.01更新
新しく一眼レフやレンズを購入しようと考えたときに、amazonや楽天で検索をすると、よく分らない数字やローマ字が多く並んでいることはありませんか?
例えばこんな感じです。
今回はこの「Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM」について解説します。
「Canon 単焦点レンズ」までは分ると思うので、そのあとの「EF50mm~」から確認しましょう。
分りやすいように番号をつけました。
①EF50mm ②F1.8 ③STM ④フルサイズ対応 ⑤EF5018STM
それでは以下で解説していきます。
①EFとEF-Sの違いとは?
EF50mmの「EF」とは、フルサイズの一眼レフ対応のレンズという意味です。
もうひとつ、似たような言葉で「EF-S」がありますが、こちらはAPS-Cサイズ用のレンズということ。
50mmは「焦点距離とは?広角・望遠の違いも解説!レンズ選びの前に知っておこう!」の記事で説明していますが、焦点距離のことです。
つまり「EF50mm」というのは「フルサイズ対応の焦点距離が50mmのレンズ」ということ。
フルサイズ・APS-Cについては
「フルサイズとAPS-Cのちがいは、イメージセンサーの大きさのちがい」で詳しく説明していますので、参考にご覧ください。
②F1.8 とは?
「F1.8」とは絞りの最小値のことです。
絞りとはピントが合う範囲のこと。
つまり、このレンズのF値は最小でF1.8という意味です。
関連記事>>>カメラのF値(絞り)とは?その役割と目安を解説します
③STM とは?
「Stepping Motor(ステッピングモーター)」の略で、より速くなめらかにレンズが作動するように作られたモーターだそうです。
以前まではUSMというモーターを使用していましたが、それよりも軽量化されてコストパフォーマンスが良いSTMが今では主流です。
これは、あまり知らなくてもいいのでは…と思います。
というのも、最近のレンズはほぼSTMになってますので。
④フルサイズ対応とは?
「④フルサイズ対応」の意味を説明すると、「このレンズはフルサイズの一眼レフにも、APS-Cサイズの一眼レフにも対応していますよ」ということです。
これが「フルサイズ対応」ではなくなると、APS-Cサイズのカメラでしか使えないということになります。
関連記事>>>フルサイズとAPS-Cのちがいは、イメージセンサーの大きさのちがい
「フルサイズ対応」のレンズはフルサイズだけでなくAPS-Cサイズの一眼レフにも使えますが、「APS-C対応」のものはフルサイズの一眼レフには使えません
⑤EF5018STMとは?
これはもうお分かりかと思いますが
「EF50mm F1.8 STM」
を省略して表記したものです。つまりこのレンズの型番です。
「このレンズ、このお店で売っているかな…」
「このレンズに合うレンズフードってどれだろう?」
なんて探すときにはこの型番を使用して下さいね。
レンズの商品名の数字や英語の意味のまとめ
「Canon 単焦点レンズ ①EF50mm ②F1.8 ③STM ④フルサイズ対応 ⑤EF5018STM」の場合
①焦点距離が50mmでフルサイズ対応のレンズ
②絞りの最小値が1.8
③ステッピングモーターの略
④フルサイズ・APS-Cサイズ、どちらの一眼レフにも使用可能
⑤型番
レンズの商品名の見方についてご紹介しました。
レンズ選びの時にはぜひ参考にしてください!
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