写真の中にさらに写真があるような、額縁になるものの中に被写体を置く、額縁構図。
このページでは、そんな額縁構図の効果と、撮るときのポイントについて実際の写真を使って解説します。
なお、他の構図について知りたい人は、「【初心者向け】写真の構図をマスターしよう!基本から応用まで9種類の構図を紹介」のページをご覧ください。
額縁構図とは
額縁構図とは、写真の中にさらに枠を作り、まるで額縁で囲んでいるかのような写真に仕上げる構図のこと。
よく見るのが、下の写真のように、寺院の窓を額縁に見立てた写真。
暗い室内から明るい屋外を撮影することで、まるで額縁の中に写真があるような印象になります。
額縁構図の写真例
壁や窓などを額に見立て、写真の中に写真をつくる、額縁構図。
寺院の窓の写真がよく撮影されていますが、窓以外にも額縁になるものはたくさんあります。
たとえば、スマホの画面。
スマホ以外でも、ポラロイドやチェキなどの写真を一緒に写すのも額縁構図。
建物の壁や、寺院の柱は撮りやすいですよね。
うまく取り入れれば、奥行きと立体感が出ます。
周りが暗い必要はありません。何かに囲まれていればOK。
金網、フェンスなども工夫すれば額縁になります。
喫茶店の窓。模様が可愛かったので、周りは暗くシルエットにして目立たせました。
上の写真のように、周りが四角や丸である必要はありません。
木が額縁の代わりになっています。
額縁構図を試してみよう!
額縁構図について、写真とともに紹介しました。
とくに、日本の寺院などは撮りやすい構図なので、額縁になるものを見つけて試してみてくださいね。