誰でも簡単に出品・購入ができるメルカリなどのフリマアプリ、とっても便利ですよね。
しかし、「出品したはいいけれど、なかなか売れない・・・」「商品の写真がうまく撮れない」
そんな悩みのある人も、多いのではないでしょうか。
このページでは
・メルカリの商品撮影のポイント
・撮影の手順と加工方法
・出品するときの注意点
について紹介します。
多くの人に見てもらえる写真になるよう、ぜひ参考にしてください!
なお、このページで紹介している加工はすべてスナップシードを使用しています。
無料で簡単に使えるアプリなので「写真加工アプリ「スナップシード(Snapseed)」の使い方。その魅力は機能の多さ!共有もできる!」のページを参考に、ダウンロードしてみてくださいね!
メルカリで商品写真を撮るときのコツ
写真は基本明るく
写真は基本的に明るいほうが印象がよくなります。
当たり前ですが、商品写真を撮る時には部屋の電気をつける、カーテンを開けて光を取り込む、窓辺で撮るなど、明るさを確保しましょう。
とくに、メルカリなどのフリマアプリでは商品写真しか判断材料がないので、なるべく明るくを心がけてください。
背景を白にして清潔感を
商品写真を撮るときは、背景を白にすると清潔感がありきれいに見えます。
洋服であれば白い壁にかけて、小物であれば白いテーブルなどの上で。
また白い背景は、明るさの確保にもつながります。
「そんなこと言ったって、白い背景なんか用意できない!」
という人は、白い画用紙やコピー用紙、白いシーツなどで背景を作りましょう。
CDや文庫本くらいのサイズであれば、画用紙1枚で十分なスペースが取れます。
今まで床で撮っていた人は、ぜひ見直してみてくださいね。
水平に気をつける
直線的な商品、たとえば本やCD、ファイルなどを撮影するときには商品が水平になるよう気をつけましょう。
商品写真にかぎらず、水平さがない写真は、無意識で気持ち悪い感じがします。
水平に撮るのが苦手な人は、のちほど紹介する「写真撮影の手順」の項目で、修正方法を確認してくださいね。
ホワイトバランスを使う
部屋の電気(電球)がオレンジっぽい、青っぽい場合は、商品写真を撮ったとき、商品そのものの色味が変わってしまう場合があります。
商品そのものの色が変わってしまうと、「思っていた色とちがう」など配送後のトラブルにもなりかねません。
電気の影響で色がおかしい場合は、ホワイトバランスという機能で修正ができます。
次の撮影の手順で使い方などを確認してください。
商品写真の撮影の手順
ここからは具体的な撮影の手順を紹介します。
おおまかな流れは、「写真撮影→加工→出品」です。
なお、今回紹介する加工に使っているアプリはスナップシード(Snapseed)です。はじめて使う人でも簡単に加工ができて、無料で使えるので、ぜひダウンロードしてみてください!
関連記事>>>写真加工アプリ「スナップシード(Snapseed)」の使い方。その魅力は機能の多さ!共有もできる!
①明るい場所・白い背景で撮影
まずは十分な明るさのある場所を探します。
おすすめは
①十分な採光のある窓辺
②カーテンを開けた窓辺
③電気をつけた部屋
の順。電気ではなく日光の明るさで撮影できれば満点です。
そして白い背景を用意して商品を整えます。
白い背景がどうしても用意できない場合は、なるべく背景がシンプルな場所で撮影するよう心がけましょう。
生活感のあるもの(カーテンとか)が、なるべく写らないようにしましょう
②水平と中心ずれと影に注意して撮影
撮影する直前に確認することは
・商品が水平になっているか
・中心はずれていないか
・自分の影が写り込んでいないか
以上の3点です。
上のふたつは加工すれば修正はできますが、自分の影が写り込むと、修正するにも時間がかかったり上手くいかない場合が多いので、なるべく気をつけましょう。
自分と光源と商品の位置関係を確認して、影を回避しましょう。
また、水平と中心ずれには、スマホのグリッド線を活用するとうまく撮影できます!
グリッド線については「【iPhoneカメラの使い方】iPhoneの便利なカメラ機能を3つ紹介します!」のページで詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
③ホワイトバランスで背景を白く
撮影がおわったら、まずホワイトバランスの調整をします。
極端に写真が暗い場合は、先に明るさを調整しましょう
ホワイトバランスは、基準にしたい白い部分を選択すると、そこが本来の白さになるように写真全体の色を調整してくれる機能です。
スナップシードを開いたら、ツール→ホワイトバランスを選びます。
③のスポイトマークを押して、でてきた虫眼鏡の中心にあるプラスマークを、背景の白い部分に移動させます。
それだけで、自動的に背景が白くなりました。
部屋の電球のせいで、商品の色も変わってしまっている場合、とくに白い商品の場合にはぜひやってほしい修正です。
関連記事>>>ホワイトバランスを使ってみよう!【スナップシード(Snapseed)の使い方】
関連記事>>>ホワイトバランスとは?色温度との関係と、おすすめの使い方。
④明るさを調整
ホワイトバランスで色味を修正したら、次に明るさを調整します。
スナップシードのツール→画像調整を選択します。
画像調整では、明るさやコントラストなども変更できますが、商品写真を加工しすぎてはいけないので、調整するのは基本的には明るさのみ。
白飛びしない程度に明るくしましょう。
以下、こんな場合はこうしよう!という情報を載せておくので、参考にしてください。
・商品に影が強く出てしまっている場合は、シャドウをプラスに。
・ホワイトバランスだけでは白さが戻らない場合は、ハイライトをプラスに。
・撮った写真が目で見るよりも色が薄かったり濃かったりする場合は、彩度を動かす。
実物と明らかに違う色にはならないように気をつけましょう。
⑤水平かチェック
つづいて写真の傾きを直します。
スナップシードのツール→回転を押します。
明らかに撮った写真が曲がっている場合は、回転を押しただけで、自動的に傾きを修正してくれます。
自動修正にはならないけど、なんか気になる・・・という場合は、写真を左右に動かして傾きを調整しましょう。
それでもなんか曲がってる・・・という場合には、射影変換を試してみてください。
ただし、射影変換はやりすぎると違和感が出てくるので、ほどほどに。
詳しい使い方は「射影変換を使ってみよう!【スナップシード(Snapseed)の使い方】」のページで解説しています。
⑥シャープを追加
では最後の加工です。
スナップシードのツール→ディテールを選択します。
上下にスライドすると、ストラクチャとシャープのどちらかを選べるので、シャープを選びプラスにします。
シャープをプラスにすると、商品の輪郭がはっきりしてきちんとピントの合った、はっきりした写真になります。
物によりますが、シャープ+20から30くらいでOK。やり過ぎは禁物です
⑦出品
写真が整ったら、やっと出品です。
一連の撮影や加工になれれば、ひと商品5分程度で出品できると思います。
では、出品するときの注意点も確認しておきましょう。
メルカリ出品時の注意点
写真はなるべく多めに
メルカリでは、写真は最大10枚まで載せることができます。
1枚だけでは伝わらないこともあるので、最低3枚を目安に、なるべく多く写真を載せましょう。
写真の数が多いと、出品者の信頼にもつながります。
商品説明は細かく箇条書き
商品説明の欄は、なるべく細かく情報を載せましょう。
サイズや色だけでなく、いつ買ったのか、傷はあるか、裏はどうなっているのか、など、自分が持っている情報は面倒でもたくさん載せておきます。
また、説明を載せるときには文章ではなく箇条書きのほうが読みやすいのでおすすめ。
商品を見ている人が、質問せずとも購入を決意できるくらいの情報があれば、売れるペースも上がるはずです。
傷や汚れは隠さない
当たり前ですが、ネガティブな情報も隠さずに伝えましょう。
傷や汚れの写真も載せると、より伝わりやすく、取引後のトラブルも回避できるはずです。
写真を加工するときも、傷や汚れが目立たなくなる加工はやめましょう。
メルカリで売れる写真を撮って収入アップ!
メルカリで売れる商品の撮影方法と、気をつけるポイントなどを紹介しました。
・明るい場所、白い背景で撮影
・水平と中心ずれに注意
・ホワイトバランスを使う
・傷や汚れは隠さない
以上のことを実践して、メルカリでの収入アップにつなげましょう!
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