カメラ初心者がやりがちなのが、常に被写体を中央に置いてしまうこと。
何を撮るにも写真の中央に被写体をもってきてしまい、毎回同じような写真になってしまう・・・
そうならないためにも、写真の構図について学びましょう!
このページでは、どんな被写体でも相性ばっちりな「三分割法」という構図について説明します。
他の構図を知りたい場合は「【初心者向け】写真の構図をマスターしよう!基本から応用まで9種類の構図を紹介
」のページをご覧ください。
三分割法とは
三分割法とは、写真の縦横を三分割して、重なるところ(赤丸)に被写体を置く構図のことです。
この三分割の線を意識して撮影することで、人間が見慣れている、見ていて安心する写真に仕上げることができます。
三分割法は、レイルマン比率という構図とよく似ています。
こちらは写真を縦に4分割して、対角線と交わった部分に被写体を置く構図です。
詳しくは「レイルマン比率とは?その効果と三分割法との違い【写真の構図を学ぼう】」というページで解説しているので、参考にご覧ください。
三分割法の効果
三分割法を使うと、写真に安定感が生まれ、収まりがよくなります。
上の写真のように、被写体の比率を2:1にすると、人間の目にはバランス良くみえるようです。
また、縦の写真でも同じです。
左側はテラスの手すりと屋根を基準に、右側ははしごを基準に。
バランスよく仕上がります。
線をなくすとこんな感じ。
三分割法の写真例
三分割法で撮影した写真を何枚か載せます。
カフェ写真は、料理を中央に置くのではなく、少しずらすだけでおしゃれ感がアップします。
こちらのクリスマスツリーは、下に重心を持ってきて上の1/3に余白を。
余白を多めにすることで、被写体が目立つだけでなく、写真に味が出ます。
ポートレートも三分割構図で。
被写体の視線が向いている方を広めにあけると、バランス良く仕上がります。
ポートレートと同じで、視線の先を広く。
その先に何があるんだろうと、見る人の想像力を働かせてくれます。
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頭の中に線を描いて、いろんな構図で撮影してみてくださいね。
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